マルセルエイメ
ミシェルルグラン
パリ産ミュージカル=スペクタキュルが押し寄せる少し前にやって来た、劇団四季のパリのミュージカル。
じんわりよかったーー
主人公が特殊な能力をゲットするのはデスノートっぽいなぁとか、壁に閉じ込められるってどこかアイーダっぽいなぁとか、雑念がたくさん浮かんでは消えつつ
でもまさに、スキマをくれるお芝居だったんだと思う。
すくない文字で綴られた、きれいでシュールなファンタジー絵本をめくっていく感じ!
お仕事から駆けつけた身には大変なリズムチェンジで、ぽわっっっ。。と気持ちが宙に放り投げられました。
最初のほうで「壁に帰ろう」みたいなセリフがポツンとあって、壁の中といったら教会とか学校とか、安全である代わりに「規律 束縛 退屈」というイメージだけど、その壁を受け入れる言葉が新鮮で、なんかいいなってw
大人のための人生賛歌なミュージカルだから、まんまとそこに感動したんだー
うん、自分が少しオトナになったことを実感しました。
だって、だって。
何年も前に観たときは、
じんせいーはーー
最高ーーー
ってみんなで客席に近づいてくるカーテンコールに「やんぼやねん」って笑ったのを覚えていて、あとは音楽がキレイでオペラの怪人に出ているような声楽家のキャストの歌がとにかく上手だった、どちらかというと、それだけだった。
人生のなかで何度も会えるミュージカルいいね!
今日も自由劇場はステキだった、ありがとう〜☆