何年も前にダンサーばかりが集まるワークショップに連れていかれてマンマミーアを歌い踊ったことは忘れがたい思い出である。が、w
丸の内朝大学でゲスト講師をしてくれた演出家/翻訳家のシュレイさんが教える、役者さんのためのワークショップにお邪魔してきました。
それが演劇をやるワークショップではなく、少し変わった企画なんです。
オバマ大統領の広島でのスピーチを男性が、ミシェル大統領夫人のヒラリー応援演説を女性が、日本語訳にした原稿を読みながら実演するワークショップ。
な、に、それは!
黒人アメリカンを演じるとかではなく、自分の体を通して、長い長いスピーチをしゃべる。
あと自由なテーマでフリースピーチをするという課題もあって、役者さんの、自分の言葉で語るフリースピーチって。たぶんなかなか聞けるチャンスない。
シュレイさんの柔らかい仕切りのおかげで、私は気ままに感想言ったり笑ったり、トイレに走ったりしつつ、楽しむことができました。
気づいたことは、役者さんにとって自分を表現することと演じることはだいぶ違うらしいってこと、メッセージを声高に言うよりも余白を残して預けるのが難しいんだってこと、頭で考えていることや体・ 声で表現できていることがこんなに目に見えてしまう稽古場はコワイ!ってこと。
スゴイと思ったし、うん、観客のことをもっと知ってほしいとも思ったし、面白かったし、いろんなヒントをいただきました。
演出家シュレイさんは、どこまでも受け手で聴き手でカッコよく。
あと今年の326イベントで司会をしてくれたユカさんが女優として参加していて、「演じるユカさん」を初めて垣間見ることもできました♪ 素敵だったー
長丁場!本当によい機会をありがとうございました☆☆☆