2016年10月10日月曜日

落語とメディア

早稲田大学演劇博物館。
憧れのエンパクへ!


ここ無料で入れるんだ。早稲田大の教授でシェイクスピア全集を訳した坪内逍遥さんの記念館になってて、公式サイトもカッコいい。



企画展「落語とメディア」をみに来てみました。

かつてロンドンにあった劇場フォーチュン座を模して造られた、と。私グローブ座しか知らなかった。でも演場と客席と、何かが起こるぞっていうワクワク感。フォーチュン座、フォーチュン座、頭にメモ。


中は撮影禁止だったけど、
すごく!とてつもなく!楽しかったー!
演劇博物館だけど「演劇って何だろう」みたいな、歌舞伎 能 文楽 寄席、京劇とかインドネシアの人形劇まで、あとアングラもレビューも日活ポルノもあって、白井鍛造さんとエノケンが並べて書いてあったりする。日本各地の地域のお祭りで行われる儀式?みたいのもパネルで紹介されてました。


エリザベス朝時代のイギリスルネサンス、今年で没後400年のシェイクスピアが生きていた時代。

なんか。博物館に行くと「昔の人はすごいなぁ」って思わされるけど、途方もないことをしたっていうのだけじゃなくて「これだけを、ずっと延々と、やったのか本気で」っていう、その熱にギュー!ってなる。


なんというか、その圧倒的な「熱」って。分厚い図鑑にドッカーン!と、ピザのアップが入ってるピザの図鑑を見つけたことがあって、生産者とかシェフとか、ちっさい字で見開きぎっしり、熱い想いが書いてて、「ピザのうた」(!)はもちろん歌詞付き、音符入り。立派な装丁で紙も厚くて、何部出したのかわからないけど、本当にスゴイと思った。

、、のと同じで。

坪内逍遥せんせい。
帝国劇場をつくった人たち。

、、、ぐすん。

カッコいいーーー